訪問学習がありました。
小学生の教育現場でも積極的に取り入れられているのが
持続可能な開発目標、いわゆるSDGsです。
その中でも注目されているのが、
工場見学などを通じて環境への配慮や資源の大切さを実際に学ぶ訪問学習です。
昨年12月に、弊社工場にも地元志賀町の小学校6年生が訪れてくれました。
今回も6年生が対象となった学びの学習です。
工場では、住宅などを建てる際に使う建材が、
丸太のどの位置から作られるのかを
分かりやすくまとめたパネルを見てもらいながら説明を行いました。
「丸から四角を取り出して建材を作る」
そのために、切り落とした部分は端材と呼ばれ、
使い道がなければ捨てられてしまう。
言葉で聞いてイメージするよりも、
実際のパネルを見ながら説明を聞いていただいたので、
より分かりやすくなったと思います。
では、端材を捨てないためにも、
どうやって活用をしていったらいいのでしょうか?
弊社の答えは、
「木材を余すところなく使うためにアップサイクルをした商品を作り出す事」
です。
木を無駄にせずに、手入れをされた健康な森を作っていくことが
弊社の社是である「山への恩返し」に繋がっていきます。
健康な森からは川を伝わり山の養分が海へ流れ出て、
魚などの海の資源を育てていきます。
いい循環の流れは、地球環境にもより良い影響を与えていきます。
このように、SGDsやエシカル消費、エコロジーを意識した学習をして頂きました。
地球環境を考えるうえでも、
限りある資源を有効利用する事はとても大切になります。
たとえば、日々の暮らしの中でも無駄を減らし、資源を効果的に使うことが、
環境に優しいエシカルな活動へと繋がっていきます。
今回の弊社工場への訪問学習を通じて、
SDGsの目標達成や温暖化対策などについても
自分たちでもできる事、つなげていける活動について考えるきっかけに
なってくれればいいと思っています。
訪問先として、弊社工場を選んでいただき、ありがとうございました。
加賀木材はグループ会社一丸となり、
これからも「山への恩返し」を行い続けてまいります。