「もえんげん®」採用 設計士様の声
(あま市新庁舎 設計担当 (株)佐藤総合計画 伊藤昭裕氏)

弊社では、木材利用の促進に貢献するため、木を使用した空間を設計する際に、具体的にイメージできるような情報を提供したいと考えております。
そこで、不燃木材もえんげん®を実際にご採用頂いたお客様の声ページを企画いたしました。

今回は、「液だれZEROもえんげん®すぎ不燃集成材」の施工事例「あま市新庁舎」の
設計を担当した(株)佐藤総合計画 伊藤昭裕氏にお話を伺いました。

■あま市新庁舎の設計のコンセプト、ストーリーを教えてください。
 濃尾平野の海抜ゼロメートル地域に位置する「あま市」の中枢防災拠点及び、新たな行政機能・市民交流の拠点として、市民のための広場である「みどりの丘」を創出し、公園と一体となった防災庁舎を計画しました。

■今回、4階に設けられた議場の壁面に不燃木材もえんげん®を使用した理由はありますか。
 コンクリート化粧打放の柱・梁のフレームの力強さをそのまま仕上げとした建物全体のデザインを、議場にも活かすこととしました。コンクリートに異素材である自然素材の「木」を組み合わせることにより、シンプルで温かみのある明るい空間としました。

■もえんげん®すぎ不燃集成材をご採用頂いた理由や経緯を教えてください。
 建築物の内装に使用する木材は準不燃性能、不燃性能が求められますが、温湿度条件によっては不具合を起こす製品もあることから、施工前に現地暴露試験を行った上で、慎重に材料選定を行いました。
 もえんげん®は、不具合を起こすリン系薬剤を原材料に含んでおらず、自然塗料仕上げのため素地に近い風合いを表現できるメリットがあり、採用に至りました。また、高さ4mの縦ルーバーを壁面に固定するため、強度と寸法の安定性、加工性にすぐれた杉集成材としました。

■最後に、もえんげんをご使用頂いた感想を教えてください。
 不燃処理木材でありながら、木の自然な仕上がりを実現することができました。

伊藤様インタビューにご協力頂き誠にありがとうございました。
もえんげん®が自然素材を活かした温かみのある空間創出に少しでも貢献できておりましたら幸いです。

あま市新庁舎
愛知県あま市七宝町沖之島深坪1番地
設計 (株)佐藤総合計画
撮影 APFirst荒木義久
竣工 令和5年2月28日

私たち加賀木材は今後も木材の魅力を伝えていきます。

もえんげん®グレード:趣/格子材/クリア

HP 施工事例ページ(不燃木材)

「液だれZEROもえんげん®すぎ不燃集成材」の
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